BTS(防弾少年団)にはソウル出身のメンバーがいない、ということはご存知でしょうか。
これは韓国のアイドルグループでは極めて異例なことです。
BTSはこの特徴を活かして、初期のころに『八道江山』という曲で方言ラップも披露しています。
今回はそんなBTSのメンバーがどんな方言を使っているのかを見ていきます。
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JIN
出身地:京畿道
ジンは以前から標準語を話していますが、時々忠清道方言が出ることがあります。
忠清道はジンの両親の出身地なのだそう。
SUGA
出身地:大邱
シュガはソウルに上京した当時は訛りがきつかったそうで、練習生期間中に、アナウンサーが行うのと同じ内容の厳しい標準語トレーニングを受けていました。
今でもときどき大邱方言が出ることがあります。
J-HOPE
出身地:光州
J-HOPEはときどき全羅道方言を使うことがあります。
標準語でもイントネーションが独特なことがあり、これは方言の影響ではないかと言われています。
RM
出身地:京畿道
RMはもともと標準語を喋っていましたが、J-HOPEの全羅道訛りが移り、たまにイントネーションが全羅道訛りになることがあります。
本人もそれを自覚しているのだとか。
JIMIN
出身地:釜山
ジミンは釜山方言を直そうと練習生時代に努力した結果、今では標準語と釜山方言が混ざった謎言語を生み出している模様。
出身地が同じのジョングクと話す際には自然と釜山方言が出ています。
V
出身地:大邱
Vは今でも大邱方言を普通に使っています。
口喧嘩になると、年上のメンバーにも大邱方言で言い返すとか。
JUNG KOOK
出身地:釜山
ジョングクは標準語と釜山方言を7:3くらいの割合で話しています。
デビュー当時は標準語に合わせるのが嫌いで、今でも完全な標準語に矯正しようとは思っていないようです。
今回はBTSメンバーの方言についてまとめてみました。
方言に注目すると、メンバー同士の会話を聞くのもさらに面白くなりそうですね。